12月11日(木)

「希望だもん、叶えようよ~独居がん患者さんの看取りの実践より~」というテーマの研修会で、陽だまりから寺内あけみ(訪問介護責任者)が事例発表を行いました。

この研修は東広島地区医師会地域連携室あざれあの主催で、ケアマネジャーやヘルパーの他、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、病院ソーシャルワーカーなどなど‥多くの職種の人たちがともに勉強する機会となっています。

さて、今回の主役はAさん(男性)。おひとり暮らしでしたが、最後まで自宅で過ごしたいと希望されました。
飲み込みが悪くなり、医師からはソフト食の指示が出ましたが、ご本人のご希望でヘルパーはトンカツやラーメンを作りました。不思議なことに、お好きな物ならムセずに食べることができました。
Aさんはタバコもお好きでした。ライターを押す力もなくなり、タバコを持つことも難しくなってきたとき、ヘルパーはタバコを吸うお手伝いをしました。
亡くなる前日、Aさんは苦痛を訴えることもなく、「気をつけて帰りなさいよ」とヘルパーに声をかけてくださいました。

利用者さんに寄り添う。尊厳を守る。陽だまりのヘルパーさんたちが常日頃心がけていることですが、まさにそれを実践した事例発表でした。

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事例発表のあとは、グループ別ディスカッション。陽だまりの山本三千代(訪問介護責任者)も、グループの発表者として活躍しました!

みちよ

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