4月14日(土)・15日(日)
障がいのある方や高齢者など一人で移動しにくい方のために、自家用車を使って行う移動サービス。法律用語で「福祉有償運送」と言います。
その担い手となる運転者講習会を開催しました。
この講習そのものが余り行われていないため、今回も呉、三原、福山、神石高原町、大崎上島など広島県内各地から受講生が集まりました。
そして瀬戸内海を渡って香川県高松市から来た方たちも!
改めて、陽だまりがこの講習を開催する意義をのっけから感じたのでした。
さて、講習は国土交通省が定めたカリキュラムに基づいて行われます。
まずは法令や障害の知識、安全運転と危険予測を講義形式で学び、 障害のある方や高齢者への接遇と介助方法の実技と進みます。 そして最後は実際に福祉車両を使った実車実技。
もりだくさんの一日です。
2日目。
セダンを使った乗降介助と、視覚障がい者の手引きを練習しました。
乗降介助の練習では理学療法士の柴田先生自らが利用者役となるのですが、その再現のすごさと言ったら! 車いすに座った瞬間から右片マヒの人が本当にそこにいるみたいでした。
ということは、介助する人も障がいの特徴と、本人のできることできないことをしっかり把握しておかないと悲惨なことに‥
柴田先生は手加減しません。
が、優しいので、途中途中で次の動きをどうしたらよいのかを解説してくれるのでした。
雨の心配がありましたが、恐ろしく降られることもなく、2日間にわたる講習会は無事終了!
次回は10月頃を予定しています。
なお、今回の講習にあたって、ダスキンヘルスレント東広島ステーション様が車いす11台を、トヨタカローラ広島様が福祉車両3台を無償でお借しくださいました。
受講料をリーズナブルな価格に抑えることができているのは、両企業様のご協力のおかげです。
本当にありがとうございました!