12月1日(土)・2日(日)
障がいのある方や高齢者など一人で移動しにくい方のために、自家用車を使って行う移動サービス。法律用語で「福祉有償運送」と言います。その担い手となる運転者講習会を開催しました。
1日目
まず講義形式で法律と安全運転、障がいと病気の知識などを学びます。
この難所を乗り越えると、次は楽しい実技♪
人間の体の動きと重心の関係を確認しながら、
最少の力で最も安定感のある介助方法を、理学療法士の倉西先生が伝授!!
そして車いすの操作も学びます。
大切なのは利用者役もやってみること。
介助される側の不安と安心感を体感することが一番なのですね。
1日目の最後は福祉車両を使った実習。
利用者役は視覚障害のある車いすユーザーという設定で運転手と利用者役の両方を体験しました。
みなさん、利用者役の方が強く強く印象に残ったようでした。
2日目
一般のセダン車に乗る介助方法がテーマです。
セダンに乗るのは、視覚障がい者、知的障がい者、内部障がい者、精神障がい者、杖や車イス使用者のうち移乗できる方、などですね。
受講者を待っていたのは、そんな人たちを想定したリアルな実技!
理学療法士の倉西先生が利用者を自ら演じ、受講者にまず介助方法を考えてもらい、やりながらポイントを伝えるという内容で、見ている私たちもとっても勉強になりました!
この講習会は、広島県内で開催している所が少ないため毎回各地から受講者が来られます。
今回も、福山、尾道、三原、大崎上島、呉などから19名の参加がありました。
陽だまり主催の講習会が人気の理由はもう一つ、受講料が他よりも安価なのです。
これには理由があります。
実技で使う車イスや福祉車両を企業様が無償で貸してくださるからなのです!!
トヨタカローラ様、ダスキンヘルスレント様、本当にありがとうございました。